9/27 カーミラ編集部に潜入!
レズビアン界において知らない人はいない!?そんな女の子のためのエロチックブック『カーミラ』の気になる裏側を探ってきました!
普段知る事のない編集部内になんと潜入してきちゃいました☆

いざ向かった先はおしゃれな街原宿にぴったりな、白と黄色のカラーリングがとてもおしゃれな外観。
なんだか緊張しちゃいます…!

中へ一歩入るとそこにはさらにおしゃれな空間。
階段を登った先にカーミラを発行しているPOT出版の編集部がありました。

どうもお邪魔いたします…(どきどき)
あっ!カーミラ編集長の井上メイミーさん発見です!
今日はよろしくお願いします!
有名人に会った一般人ごとくちょっぴりはしゃぎながらもご挨拶をさせていただいた後は、いよいよインタビューの始まりです。
一ではまず、カーミラを作ろうと思ったきっかけを教えていただけますか?
ノンケ女性向けエロ雑誌の編集部で働いていたことがあり、「レズ向けのエロ専門誌をやりたいな……」と思っていました。
その編集部を辞めてからは2年ほどOLをしていたのですが、ある方がポット出版さんを紹介してくれカーミラの企画を実際に本にできるように動き始めました。
最初の2冊は、OLをしながら編集していたこともあり刊行ペースは1年に1冊……といったかんじで、このままでは続けていくのも大変だなあということになり、思い切ってOLを辞めカーミラの編集だけに仕事を絞ってみました。
一なるほど。なんだか素敵ですね!
そういったメイミーさんの思いや決断があったからこそ今のカーミラがあるんですね。

一カーミラって『女の子のためのエロチックブック』とか『オカズ本』となってますよね。
そこにたどり着くまでのいきさつなどありますか?
カーミラをエロに特化させた理由はさっき言ったとおりですが、そもそも、カーミラを作るまでに出版されてきていたレズ雑誌って、ほとんどエロが入っていなかったんです。
レディスコミックはありましたが、写真や小説、取材記事などを含めた総合誌は存在していなくて。
誕生しても、なぜか休刊してしまっていたんですよね。
長くつづくかどうかはわからないけど、欲しかったものを作ってみようと思い、初心者や同性愛予備軍の女性向けに、入門的な内容のエロをメインにした雑誌として編集することにしたんです。
一確かに!今でもそういった雑誌はカーミラだけですもんね。
内容もですけど、デザインもかわいくて初心者の方でも手に取りやすいですよね。
女の子って、カップルになるとレズビアン同士で集まったりしなくなりがちなので、情報をほしがっているシングルの方や、これからレズビアンになろうとしている人たちをターゲットにしてみたんです。

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一さきほどもちょっと伺いましたが、主にどういった読者がいますか?
読者層は、多くがレズビアン予備軍的な人たちのようです。あとは地方の方が多いですね。もちろん中には男性もいますが、特に気にしていません。
一へぇ、男性も読まれるんですね。
よく「誌面が男性的」と言われるのですが、男性には「女性的な誌面」と言われるので、それなりに味があるのかなあ?と、いいように考えています。
一味はすごくあると思いますよー!
私が最初にカーミラを読んだのが初心者の頃(笑)だったので内容にちょっとびっくりしたんですけど、でも気になってまた読みたいな、って思いましたもの。

一紹介されている女の子についてなのですが、どういった基準で選ばれているんですか?
女の子同士のカップルって、どっちかがボーイッシュだったり両方がボーイッシュだったりするんですが、カーミラではあえて女の子っぽい外見の女の子カップルを紹介しています。
それは「フェム×フェムカップルを推奨している」という意味ではなく、編集長の趣味だからです……というか、ボーイッシュな女の子が出演してくれないからなんですよね。
バイセクシャルの女の子は比較的出演をOKしてくれるんですが、レズビアンの女の子は出演を拒否することが多いので、なかなか難しいです。
一
そうなのですかー。やはりその辺りは大変なんですね。
ちなみに私の趣味としても女の子っぽい子同士のカップルは大好きですよ(笑)

メイミーさん自身は彼女とつきあってもう7年だそうです!ラヴラヴです。
一カーミラの編集部にはどれぐらいの人たちが在籍しているのですか?
編集作業は、基本的に一人でやっています。サイトの更新、営業……など、すべての業務を一人でやっています。思っていたより大変で、一時期けっこう悩んだりしましたが、最近は「無理をしない。頑張らない」と決めて仕事をこなすことにしました。
一1人ですか!?
想像しただけでクラクラします…。
カーミラの編集部にはわたし以外に「川西由樹子」というライターがいて、彼女が専属のライターとして特集の文章を書いてくれています。でも、最近は外部のライターさんとの仕事が増えて来ています。
一なるほど。基本的には一人だけれど、文章を作るだとかそこに関わる人達はいるということですね。
 井上メイミー編集長のデスクを激写!
 さらに激写!髪の毛を上げると実はこんな風に…!
一メイミーさんってすごくおしゃれですよね!髪型にしてもそうだし…。
編集部が原宿にあるというのはいかがですか?
仕事の合間には裏原をブラブラしていますよ。
一うわー!いいなぁ。うらやましい!
※私も取材の帰りは洋服の誘惑と戦いながら歩きました…!
    
カラフルなグッズやキャラクターがお好きだそうです。
ここにもメイミーさんらしさが詰まってました!
  
一本日はお忙しい中ありがとうございました!
…と、なんと帰り際お土産までいただいてしまいました!(画像右)
オイシイ(オカズ的意味合い)DVDがてんこもり状態…!!きゃー!
至らない私にメイミーさんにはとってもやらしくしていただき…じゃなかった。とってもやさしくしていただきました!
本当にありがとうございました☆
皆さんもぜひカーミラを手に取って見てくださいね☆
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