ナベシャツカバーモデルNo,002 琥哉汰さん
お待たせしました!
ナベシャツカバーモデル・第2弾はさまざまな人生経験を経て、
“中性”というポジションで自分らしく生きる有海琥哉汰(ありうみこやた)さんです!

―こんにちわ!今日は宜しくお願いいたします。
宜しくお願いします!
―まず弊社のナベシャツをお使いいただいているとのことですが、お使いになられてどれぐらいですか?
使い始めて2年ぐらいですね。暑い時や運動する時はあせもができてしまうので着ていないんですけど、そういう時以外は毎日ナベシャツを愛用させていただいてます。
―ちなみにどのタイプのナベシャツをお持ちですか?
ランニングタイプのブラックです。 かなり伸びがきてしまっているので、今はアジアンドラッグさんのナベシャツと他社のナベシャツを着まわしているんですが、他社ナベシャツは締め付けが悪くて…。でも安い値段じゃなかったので着てますね(笑)潰れ具合はアジアンドラッグさんが一番だと思います!
―ということは普段から男物の洋服を着られることが多いんですか?
いいなぁと思う服がみんな男物なんです。でもSサイズがなかなかなくて…(汗)
―なかなかSサイズを取り扱っているところって少ないですよね。
お店にない時はヤフオクとかで探したりしますね。でも、レディースでも着れそうなものは着ちゃいます。
なのでガチガチの男装というわけじゃなく、ユニセックスな感じですね。会社もこんな格好で行ってます。
―お仕事は何をされているんですか?
古着のオンラインショッピングの事務をやってます。
―服装とかは自由なんですか?
そうですね。社長にはただのバンド好きだと思われてるみたいです(笑)
―ちなみに、アジアンドラッグのナベシャツを知ったきっかけは?
元々『自分は女じゃないな』っていう気持ちがあって…。
それで2丁目界隈をさまよっていた時に、オナベバーのオフ会に参加して、お店の方からアジアンドラッグのナベシャツを教えてもらって知りました。
ナベシャツを知る前までは『胸を大きく見せるブラジャーはたくさんあるけど、胸を小さく見せるブラジャーはないのかな』って思っていたんですよ(笑)隔世遺伝で胸が大きいので、それがすごく嫌でした。
―というと琥哉汰さんのセクシャリティーはなんですか??
男の子寄り中性のFtX(Female to X-Gender)です。
※X-Gender(エックスジェンダー)とは…
性自認が、男・女どちらでもないという事。無理をしてどちらかの性に合わせるのではなく、「自分の性で、ありのままに生きる」という意味合いで使われる。
―なるほど。胸にコンプレックスを持ち始めたのはいつ頃からですか?
中学校の時です。マラソンして揺れると肩が痛くなったりしたので、『やだなぁ』って思ってました。
―ということは今の琥哉汰さんにとってナベシャツは必需品??
そうですね!鏡を見て横からのラインが平らになってると嬉しいです!
―小さい時から性別に対する違和感はありましたか?
そんなにはなかったんですけど、昔から女の子っぽいことはしてきてないと思います(笑)
幼稚園とか他の女の子はおままごとをしているのに、僕は男の子に混ざってレンジャーごっことかしてましたね。ヒザを切って縫ったりとか…スカートは制服以外着たことがないです(笑)
―たしかに、女の子の視点から見ると男の子っぽいですね。
元々男友達の方が多かったし、男の子の方が付き合いやすかったんですよ。
―FtXだと気づいたのはいつ頃ですか?
ここ数年です。大人になってからです。
―気づいたきっかけというのはなんだったんですか?
実はうつ病とパニック障害というのを持っているんですが、それが原因でものすごいひどい状態になってしまって…。仕事や家事ができる状態でなくなってしまったんですよ。
実家で自宅療養を3年したんですが、その時に自分について考えるようになったのがきっかけですね。
―家事、というとご結婚されているんですか?
一度結婚しましたが、今は離婚して子供が1人います。
―結婚や出産に対して抵抗はありませんでしたか?
実はできちゃった婚だったので、結婚せざるを得なかったんです。(笑)
でも、元々“女なので親に孫の顔は見せなきゃいけない”っていうプレッシャーや結婚に対して重圧を感じていました。
ただ、自分で勝手に『女だからこうしなくてはいけない』と思い込んでいた部分があって、それがストレスになって病気につながってしまったんですよね。
―中性人・FtXとして自分が位置づけられた時の気持ちはどうでしたか?
すごい開放感がありました!子供を1人でも産めた時点で『もう女の子しなくていいんだ』と思いました。
気持ち的には『俺は自由だー!』みたいな感じですね(笑)
それでナベシャツの存在を知った後にFtXのことも知って…「あ、僕はこれなんだ」と。
―現実ではお母さんとして過ごされていると思うのですが、葛藤などはありませんか?
自宅療養を始めた時にサイトを作ったんです。その中では男の子寄りの中性としていられるので、そこでいろんなモヤモヤを発散できているんですよね。
だからリアルの世界で女と思われてもあまり気にしないでいられます。
電車とかで「あの子どっちなんだろうね〜」と言われると嬉しいですね。逆にどっちと思われているのかワクワクします(笑)
―FtMやMtFの方はもちろん、ボーイッシュな方でも「どっちに見られているんだろう」って気にされる方も多いと思うんですけど、それを逆手に取れるって中性ならではという感じがしますね。
FtXだと気づいた時、最初は男の子に見えるようにしゃべり方とか髪型とか気をつけたり、手術も考えていたんですけどお金がなくて諦めたんですよね。
今では手術にまでいたらなくて良かったと思っています。
最近は『どっちに見られてもいいや』っていう思いが芽生え始めたので、胸はあってもなくてもいいやって思ってます。邪魔だなぁとは思いますけど(笑)
でもそこはナベシャツでカバーできるので、ムリせず自然体でいられる今が一番いいです。
―サイトを始めたことで、いろんなものと向き合えるようになったということでしょうか?
そうですね、リアルの世界ではお母さんと女、オンラインは男の子寄りの中性。
この二つを使い分けているから、今自分のバランスが保てていると思います。
やっぱり療養中は人付き合いとかおっくうになっていたんですけど、サイトを始めてから病気の方もだいぶよくなってきましたね。
―それではナベシャツの感想をお伺いしたいのですが、最初に着られた時はいかがでしたか?
ナベシャツが届いて『コレ、どうやって着るんだろう?』と思いましたね。普通に着てみても肩が全然入らなくて。
水着状態でちょっと恥ずかしかったんですけど、下から履いたら着れました。
いつも胸が当たるところに当たらなくて、すごく感動したのを覚えてます。
それまでは胸を気にしていて猫背だったんですけど、ナベシャツを着るようになってから治りました。ナベシャツで人生変わりましたね!(笑)
―ナベシャツを使う前はどんな方法で胸を潰していましたか?
情報が全然なかったので胸を潰す方法も知りませんでしたね。
友達にガムテープで潰してあせもができたって言われたので…ガムテープはやらなかったんですよ。
なのでナベシャツを使う前は小さめのブラジャーをつけたりとかしてました。さらしとかは頭になかったですね。
―ちなみに服装などで影響を受けた人はいますか?
ヴィジュアル系バンドの『アンティック-珈○店-』のヴォーカルの子に服装とか髪型とか影響を受けましたね。
彼が表紙の雑誌を見て「この子かっこかわいい!」と思ったんですよ。
それから彼の髪型を参考にし始めましたね。あと、hy○eも好きです。
―もしかしてカッコ可愛い人が好きですか?(笑)
そうですね!
特にヴィジュアル系は見た目が中性っぽい感じの人が多いので自然と目がいくのかも(笑)自分もそうなれるように頑張ってます!
―好きになる対象は男性と女性、どっちが多いですか?
どっちでもアリですね。
気に入ってもらえればありがとうございます、みたいな(笑)
性別はあとからついてくるので、男とか女とか気にしていないですね。
―将来の夢はありますか?
子供に英語を教える仕事がしたいです。あとカッコ可愛いおばあちゃんになりたいですね!(笑)
―このサイトをご覧の皆様にメッセージをお願いいたします。
今、性別のことに関して世間的にオープンになりつつあると思うんですが、
ちょっと今の自分が本当の自分かなって疑問に思ったら探してみた方がいいと思います。
僕のように子供がいたとしてもいなかったとしても、自分でいられる場所を探すこと、それがなんらかの自信に繋がってくると思います。
僕自身も“中性人”と名乗るようになってから病気の方も良くなってきたし、自分自身の性格的な部分もよくなってきました。
『偽らない』『無理をしない』のが一番だと思います。
お忙しい中インタビューのご協力いただき、ありがとうございました!
またお友達募集中とのことですので、琥哉汰さんのHPにも遊びに行ってみてくださいね!
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